華の会メールは30代以上の男女を対象にしている出会い系サイトです。その中には既婚者も多く、旦那に隠れてこっそり会いたいという「不倫」目当ての女性も少なくありません。
しかしこのような女性と出会ってさらにセックスするとなると、「本当にそんなことをして良いのか?」と不安に感じる男性は多いでしょう。実際に夫婦間トラブルに巻き込まれてしまった方は少なくありません。そもそも男性自身が不倫目的で異性と出会うこともあるでしょう。
そこで男性が華の会メールで安心してセフレ探しをできるように、不倫に関する法的なことや、実際に不倫をするときの注意点などをご紹介していきます。
目次
不倫と法律の関係について
まずは不倫が法律でどう扱われているのかを知りましょう。これを知らずに不倫なんて怖くてできませんね。
不倫は民法においては「不貞行為」という名称で呼ばれており、「民法」において違法行為として扱われています。
これだけなら多くの方が想像しているとおりかもしれませんが、その中身を見てみると細かい部分でいろいろと注意点があります。以下では、その1つ1つを詳しくご説明していきます。
そもそも「不倫(不貞行為)」の定義とは?
最初に押さえておきたいのは、「そもそも不倫(不貞行為)って何?」ということ。意外と多くの方が思い浮かべている行為が、不倫に当てはまらないことだってあります。
不倫(民法上では不貞行為)とは「配偶者を持つ者が、配偶者以外の異性とセックスをすること」です。
重要なのは次の2点。
- 不倫と定義されるのは配偶者を持つ者に限ります(婚約や事実婚を含む場合もあり)。そのため単なる恋人同士の場合、他の異性と関係を持っても不倫にはあたらず、違法行為にはなりません。
- 不倫と定義されるのはセックスをすることに限ります。そのためデートやキス、ペッティングなどは不倫にはあたらず、違法行為にはなりません。
なお不倫に似た言葉として「浮気」もありますが、ある程度区別を付けておきましょう。
- 不貞行為:民法で定義された厳密な言葉
- 不倫:ほとんど不貞行為と同じ意味で扱われる
- 浮気:もっとアバウトな意味で扱われる
(「浮気」という言葉は既婚者でなくても使われますし、デートするだけでも使われます)
厳密には不倫でなくても裁判で負けることは多い
上の項目を見ると、「結婚している人だけが対象になる」「セックス以外なら大丈夫」など、不倫をする側にとっては随分と好き勝手やれるように思えるかもしれません。
しかし実際の裁判においては、人柄や家庭事情、相手と出会ったときの状況など、さまざまな面を考慮して判決が出されます。つまり民法上の厳密な意味での不倫でなくとも、あまりオイタが過ぎると「これは十分に不倫の範疇である」という判断を下される可能性が高いということです。
実際に「実質的に不倫」と判断された例として次のようなものがあります。
- 恋人がいる相手(未婚)とセックスした
- 配偶者がいる相手とキスやペッティングを行った
- (既婚者が)風俗に行った
- (既婚者が)同性とセックスした
など。身も蓋もない話ですが、結局のところ法律がどうであれ、パートナーのいる人がそれ以外の異性と出会うということ自体相応のリスクが伴うと考えて良いということですね。
不倫が違法となるのは「民法」であり、「刑法」ではない
次に押さえておきたいのは、「それでは不倫がバレたらどうなってしまうのか?」ということ。重要なポイントは「不倫をしても逮捕されることは絶対にない」ということです。
- 不倫が違法行為と定めているのは「民法」でのお話です。
- 「刑法」には、不倫に対する記述は一切ありません(戦前にはありましたが)。
民法は個人間の紛争に関する法律で、原則として警察が介入してくることはありません。そして刑法に違反すると逮捕の恐れが出てきますが、そもそも刑法には不倫に関して何も書かれていないため、やはり警察が介入してくることはありません。
つまるところ、不倫をしても警察に逮捕されて牢屋に入れられたり、罰金を支払ったりすることはないということです。
ただし次のような注意点があり、完全に自由にやらかして良いというわけでもありません。
- 民法に違反したときは、弁護士を雇って民事裁判を行って解決を図ります。不倫をしたら相手に対して慰謝料を払う可能性も出てきます(後述)。
- 不倫自体に警察が介入してくることはありませんが、その際に強姦罪など別の形で刑法に抵触した場合は、当然逮捕の可能性が出てきます。
- これまでの文章はあくまでも日本国内の話であり、海外では当てはまりません。特にイスラム圏などは、不倫をしただけで死刑になる可能性だってあるのです。
不倫がバレたときのペナルティは?
不倫をしても逮捕されることはなく、あくまで民事裁判で決着を付けるというのが、前の項目の要旨です。その結果「今回の件はあなたが悪い」という判決が下された場合、次のようなペナルティが考えられます。
- 慰謝料
まず「パートナーの貞操を侵害した」という理由で、不倫相手の配偶者に慰謝料を支払います。それ以外にも不倫が原因で離婚してしまった場合、その件についても追加で慰謝料を支払う可能性があります。 - 離婚
こちらは配偶者がいる側の話ですが、不倫が原因で結婚生活を維持できないと判断された場合、本人が望まなくても離婚が成立する場合があります。
なお慰謝料については、結婚期間長い、子供がいる、元々の夫婦関係が良好だったなどの条件によって金額が増える傾向にあります。相場としては100万円~500万円ほどです。
ここまでのまとめ
- 既にパートナーがいる相手と出会うと裁判沙汰になる可能性があります。
- パートナーとは、配偶者はもちろんのこと恋人関係も含みます(注意!)。
- 裁判沙汰になった場合、多額の慰謝料を請求される可能性があります。
華の会メールで気を付けたい「不倫」との付き合い方
以降では、実際に華の会メールを使うとき、不倫を望む女性とどう付き合っていけば良いのかを見ていきましょう。
不倫を希望する異性のフィルタリングから
まず華の会メールを使う男性が「30代以上の女性と会いたいだけで、不倫をしたいわけじゃない」と考えているなら、そもそも不倫希望の女性とは出会わないようにしたいところです。華の会メールのプロフィールやメールなどで不倫希望を明示している相手は、丁重にお断りしましょう。
しかし実際には既婚であることを隠して出会おうとする女性も少なくないため、以降に続く対策も十分に行っていく必要があります。
不倫の証拠を極力残さない
華の会メールを扱うときは、次のような自分の痕跡を極力残さないようにしましょう。
- 電話の着信
- メール
- LINEなどの通話アプリ
- SNSやブログ
- 写真や動画、音声など
- レシートやクレジットカード明細、Suicaなどの履歴
など、さまざまなものが不倫の証拠として認められています。連絡は華の会メールに限ってその他のつながりは持たない。支払いは全てこちらで持って、電車を使うときも切符を買ってもらう。など潰せるものはとことん潰していきましょう。
既婚者とのお付き合いはほどほどに
既婚者の女性とはいつでも関係を切れるようにしておきましょう。上の項目のように痕跡を残さないことも大切ですが、それ以上に精神的に割り切れるようにしておくことが重要です。
恋愛感情を持って結婚願望まで湧くと、それこそ茨の道は避けられません。
まとめ
どこの出会い系サイトにも不倫目的の女性というのは一定数いるものですが、年齢層の高い華の会メールは特に多い傾向にあります。
不倫は民法上ではあるものの明確な違法行為として定義されており、お世辞にも良いものとは言えません。実際に華の会メールでは不倫を望む男女がたくさんいると言っても、公式自体が不倫を推奨しているわけではないのです。
無用なトラブルを避けて自分の身を守るためにも、くれぐれも周囲にバレないよう上手に使っていきたいですね。