ハッピーメールは危険性のない安全なサイトだと言われています。
しかしその理由を調べてみると……
- 「自分が使っていて問題はありませんでした!」
- 「口コミでも危険だという報告はありませんでした!」
- 「運営会社が大手でしっかりしてます!」
こんな主観的で当てにならないものばかり。そこでもう少し客観的に、ハッピーメールの安全性を見ていきましょう。
目次
ハッピーメールの安全性検証1:ウイルスや詐欺サイトはないか?
おそらく、ほとんどの方がもっとも多く気にするのはウイルス(正確にはマルウェア)や、ワンクリックをはじめとする詐欺サイトなどでしょう。
ホームページ・セキュリティ会社のチェックによると「安全」
ネット上にはセキュリティに長けた会社による安全性チェックツールがあるため、ハッピーメールに対して使ってみました。
SecURL
gred
これらの結果から、セキュリティを専門的に扱っている会社の視点からも、ハッピーメールにはウイルスや詐欺サイト、それに準ずる危険性がないことが分かります。
(ぜひともご自身でもURLを打ち込んで試してみてください)
ハッピーメールの安全性検証1:パスワードやクレジットカード番号の漏洩はないか?
ホームページ自体に問題がなくても、自分の端末とホームページの間にあるネットの回線(通信路)から、パスワードやクレジットカード番号などのデータが漏洩してしまうことがあります。
そのため、検索エンジンとして有名なGoogleは、各ホームページに対して「通信するデータを暗号化しなさい」というアナウンス(リンクは英語)をしているのですが、ハッピーメールはどうでしょうか?
ハッピーメールはSSL通信に対応
ハッピーメールではSSL(Secure Sockets Layer)という暗号プロトコルが使われており、端末とホームページが通信している間にデータの盗聴や改ざんなどがされないようになっています。
△これはGoogle Chromeで見たときのもの
△たとえば東京都の公式ホームページは対応していません
(自治体は割とこういう対応が遅れがちです……)
なお原則としてですが、URLが「https://」で始まっているサイトがSSL通信対応、「http://」で始まっていれば非対応です。
ハッピーメールの安全性検証3:運営会社が逮捕される事件は起きていないか?
ハッピーメールで何か事件が起きていれば、安全性を測ることができますね。単に「逮捕された」という事実だけでなく、その理由も知ることでどのような点に気を付ければ良いのかも分かります。
過去に売春防止法違反で逮捕された事例あり
残念ながら、過去にハッピーメール運営会社社長らが逮捕されたという事例があります。
逮捕の事由は「売春防止法違反の幇助の疑い」であり、18歳未満の中高生に売春をさせてしまったことが問題になっています。
つまり出会い系サイトでは18歳未満が利用できないように身分証の提示が必要になりますが……
18歳未満の子が審査に通ってしまう
→お小遣い稼ぎでハッピーメールで売春活動を行う
→そのことが明るみに出て騒ぎに
→運営会社社長らが責任を問われて逮捕
このような流れです。18歳未満の子がどのような手段で審査に通ってしまったかは分かりませんが(親の身分証でも使ったのでしょうか?)、ハッピーメールの管理体制に疑問が持たれるようになった事件です。
参考:ハッピーメールに関する質問 | 相談無料|刑事事件に強い弁護士法人横浜パートナー法律事務所
なお逮捕は2015年11月30日に起きたことです。この事件を教訓に管理体制も改善されてはいるでしょうが、やはり信用が落ちたという点は否めませんね。
(くれぐれも強調しておきたいのは、この逮捕は詐欺などの明確な悪意を持った犯罪によるものではなく、運営の管理体制の甘さによるものだということです)
まとめ:結局ハッピーメールは安全なサイトなのか?
ハッピーメールの安全性についてまとめると、次の2点です。
- サイト自体は安全であり、ウイルスや詐欺サイトはない
- しかし運営の管理体制には若干の不安があり、自衛や適切な使い方が求められる
それでは具体的にどの点に気を付ければ良いのでしょうか?
- 掲示板や日記などに個人情報を載せない
当たり前ですが、こんなことをしたらホームページがいくら安全でも意味がありませんね。 - 利用者間のトラブルに気を付ける
大切なのはこちら。信用できない相手に個人情報を渡さないのはもちろん、ハッピーメールにおいては特に相手が18歳未満でないか少し慎重に見ておく必要があります。
もしもハッピーメールが不安なら、PCMAXもご検討ください。こちらもウイルスや詐欺などのない大手出会い系サイトで、運営会社が逮捕された事例もありません。
(2020年1月時点)