PCMAXをはじめとする出会い系サイトは、「出会い系サイト規制法」に基づいて運営されています。
名前だけ聞いたことがある人は多いでしょうが、結局のところどのような法律なのかを知っている人はあまり多くはありません。
そこでどのような内容なのか、私たちがPCMAXを使う上で気を付けることはあるのかなど、法律のザックリとした部分を見ていきましょう。
目次
出会い系サイト規制法とは?
出会い系サイト規制法とは、正式には「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」という非常に長い名前で呼ばれます。
名前のとおり出会い系サイトに関する法律ですが、中でも「児童(18歳未満の子ども)が不健全なことをしてしまわないように」という部分に重点を置いた内容になっています。
法律ということは、当然ながら“守らなければならないこと”があります。この法律の場合、①出会い系サイトの運営者、②出会い系サイトの利用者、③プロバイダと保護者、の3者においてそれぞれ守らなければならないことが定められています。
①PCMAXなどの出会い系サイト運営が守らなければならないこと
- 決められた基準を守り「出会い系事業を行っている」という届出を出すこと。
- 児童が利用しないように年齢確認や書き込み監視などをして適切に運営すること。
出会い系サイト規制法の制約を1番受けるのは運営者です。さまざまな制約がありますが、分かりやすく解説するならこの2点が肝と言えます。
1つ目の届出は各自治体の警察署に提出します。認定を受けたら、サービスの分かるところにその旨を記載。例えばPCMAXなら、サイトの下に次のように書かれています。
総務省 電気通信事業者 届出番号:A-20-10188
インターネット異性紹介事業 届出認定済み
東京都公安委員会認定番号:30120128009
ネットでよく言われる悪質サイト(ほかにも悪徳、違法、詐欺など)なんて呼ばれているサイトは、だいたいこの届出をしていないところ。当然違法です。
また2つ目にある年齢確認は、出会い系サイトを使っているなら誰でも行った経験があるはず。「面倒くさいなぁ」と思うかもしれませんが、これは法律によって決められていることだったんですね。
②ユーザーが守らなければならないこと
- 児童を相手とするような書き込みをしてはならないこと
出会い系サイト規制法にはこんなユーザーに関する制約事項も書かれています。
何となく軽い気持ちで「女子高生とヤれませんか?」なんて書いてしまう方がいるかもしれませんが、これはれっきとした違法行為。実際に会うだけでなく書き込むだけでも処罰の対象になります。
③プロパイダや保護者が守らなければならないこと
- フィルタリングサービスの提供(利用)に努めること
フィルタリングサービスとは、スマホなどで有害な情報をシャットダウンする機能のこと。プロパイダはこれをできるだけ提供、保護者は利用しなければならないということです。
そうは言っても「努めること」とありますので、実際にできなかったとしても罰せられることはほぼありません。
まとめ:出会い系サイトユーザーは18歳未満を相手とする書き込みをしないように!
ここまで出会い系サイト規制法について解説してきましたが、結局のところサービスの運営者に関する決まりがほとんどです。
しかしユーザーでも気を付けなければならないことはあります。何よりも18歳未満の相手を求めるような書き込みは絶対にしないということ。出会うまでいかなくても書き込むだけでアウトです。
さらに言うなら、利用する出会い系サイトがしっかり届出を出しているかどうか確認できたら、詐欺などの被害を減らすこともできるでしょう。
上でもご説明しましたが、PCMAXは届出を出して真面目に運営している合法なサイトです。
詐欺に遭ったり逮捕されたりすることなく、出会い系サイトを正しく安全に使っていきたいですね。